Q&A(民法と契約書作成)_No.5_契約における給付義務と付随義務

Q.
契約には給付義務と付随義務に分類されることがありますが、それらはどのようなものですか?



A.
単純な家具の売買契約を例にすれば、売主の家具の引渡債務と買主の代金支払債務が給付義務にあたり、通常、給付義務は、契約の主要な部分として位置付けられます。また、売主は、買主に対し、家具を引渡債務のみを履行すればいいのではなく、家具の使用方法についての説明義務、家具を納品する際に買主の自宅にある他の家具を傷付けないよう配慮する義務等の各種義務について、信義則、黙示の意思表示等を根拠として負っているとされ、これを付随義務といいます。